秘密の小屋創作掲示板

お転婆日記・7歳のある日 - 夢喰

2019/08/18 (Sun) 11:51:04

○月×日
お母さんとモールに買い物に行く途中で、お母さんの携帯に連絡が入った。買い物を邪魔されそうな嫌な予感がしたら、案の定「ちょっと用事も済ませるね」と、行き道に何処かの事務所に寄った。部屋の中にはお母さんよりちょっと年上の小母さんが2人いて、挨拶のあと、「5分で終わるから」と言い残して直ぐに隣の部屋に行って相談を始めた。

まただ。お母さんの5分は最低でも30分かかる。ああ、暇だなあ。

目の前の机にはノートパソコンがある。ゲームがあるかなあ、と思ってマウスを動かしたら、なんだか一覧表みたいなのが出て来た。顔写真付きの名前と性別と服のサイズと備考が書いてある。

備考には「東春スーパーのコネ」とか「南夏子の息子」とか「西千秋の妹」とか書いてある。何も書いていない欄も5つ6つあったので、可哀想だからコピペしてあげることにした。ちょっと操作に失敗して「北冬男の娘」の「北冬」の文字を入れ損ねたけど、いいよね。

マウスを持ったまま、再コピペを一瞬考えたら……あ、ヤバい、マウスが服のサイズの所まで消しちゃった。なんて書いてあったんだろ?

欄外の説明を見ると、漢字が多くて書いていることは分からなかったけど、M185, M175, M165, F165, F155, F145のどれかを書けば良いらしいことだけは分かった。そのどれかを選ぶ参考として同じ欄の上下を見るとMとFではFが多く、数字は175と155が多かったので、「平均」してF165にしておいた。まだ算数で習っていないけど、私は「平均」が分かるもん。いつも私を馬鹿にする2つ隣のお兄ちゃんが、このあいだ「お前、平均ってのも知らねんのか」って、また馬鹿にしてきて、教えてくれたんだ。

こうして、やっと一人目の空白欄を埋めたところで、お母さん達が出て来る気配がしたので、あわててパソコンをスリープにした。その直前に、件の男の娘の性別が男になっているのに気付いて、何か間違ったような気もしたけど、大丈夫だよね?

○月△日
テレビに「塞翁が馬」という言葉が出て来てチンプンカンプンだったのでお母さんに聞いたら、運が悪いと思っていたけど運が良かったって話って説明してくれた。でもまだチンプンカンプンなので更に具体例を聞いたら、お母さんの知り合い(このあいだの事務所の人)がやっているチェーン店の、長期バイト予定者の制服を準備していたら、一人分が性別を間違って準備されていたけど、サイズがあっていたので、迷惑料込みで時給を3割増にすることでその日は凌いだら、それがお客さんにものすごく受けて、売り上げが上がり、その人も時給5割増しでずっと女装を続けてくれることになったという話をしてくれた。ついでにウイッグとか「こるせっと」(それなに?)とか下着も支給するんだってお母さんは言っていたけど、これのどこが「運が悪いと思っていたけど運が良かった」って話になるのか分からない。

○月×日
学校から帰ると、お母さんがデパートに行くって言うから一緒に出かけたら、定休日で閉まっていた。でも買い物ではなく、用事だそうで、裏口からそのまま更衣室みたいな所に入った。へえ、裏側ってこんな風になっているんだ。

暇を持て余した私は、私にも出来そうな仕事の「お手伝い」をすることにした。それは昨日の夜にクリーニングに出した制服を、ロッカーに戻す作業で、初めて会うオバさんが担当していた。腰を曲げて名前合わせをしつつ大袋から制服を取り出しては、腰を伸ばしてロッカーの上部の棚に入れている様子が辛そうだったので、私が大袋から取り出してロッカー手前のベンチに置く所まで手伝った。名前の漢字は全部は読めないけど、同じ漢字であるかどうかは分かるので、ここまでは私にも出来るんだ。もちろんオバさんの方が手早いから、私が実際に取り出したのは全体の半分ぐらいだったけど、それでも「私は大人で仕事してる」って気がして楽しかった。

女子更衣室の作業が終わった段階で、大袋に制服が1組余っていた。オバさんによると
「それはきっと退職した人の分ね。急に必要になった時の予備として使うからとっておくの」
だそうだ。忘れないうちに、その一着を次の部屋用の大袋にまとめておいた。

男子更衣室に入ると、化粧品の代わりにツーンとくる野性的な汗の臭いがした。化粧品の臭いは部屋全体に薄く残るだけなので、作業をするうちに慣れるのだけど、汗の臭いは場所によってムラがあり、そのたびに鼻がひくついた。今日一日使っていない筈なのに、それでもこれだけ臭いを出し続けているのだから、大人ってやだなあ。

作業が終わったので、小母さんはパソコンで書類を書いている。お母さんのほうの仕事もまだまだ時間がかかるようだ。暇なので、一番気になっていた臭いの元が何なのか調べる事にした。悪臭は病気の兆しって誰かが言っていたし。男子更衣室の臭いの一番強い辺りのロッカーを次々に開けて行くと、あった、あった。くたびれた制服が強烈な臭いを発してる。こりゃ酷いと、大袋に残っていた「予備」と取り替えてあげておいた。

○月△日
今週も同じ「仕事のお手伝い」をした。というか、手伝ったら、オバさんが、子供用自転車のお下がりをくれるっていうので、お母さんに付いて行った。女子更衣室が終わったとき、またも一着余ったので、またかと思ってオバさんに言われる前に次の部屋用の大袋に入れておいた。お陰で、男子更衣室が終わった時は過不足なく作業が済んだ。

そういえば、先週の臭いの元のロッカーのところで、オバさんがクリーニング済みの名前タグと棚の上段を二度見した挙げ句に
「この会社って進んでいるのねえ」
と感心していたけど、何の事だから分からない。何も問題ないよね? だって、臭いは消えているし、服に合うようにちゃんとウイッグも棚の上段に見えるし。

○月×日
今日はバザー。バザーってのは、着れなくなった服や、箪笥に収納しきれなくなった服を捨てる前に、再利用の最後の機会を与えるべく、すこし手間をかけるイベントだ。だから昨日はそ1年ぶりに服の分別をした。小さくなって着られなくなった服で新品同様のものや、使い損ねた新品下着、貰い物や福袋の中身で、絶対に着ない服とかを選んでいく。バザーでは3割から半分しか売れないけど、廃品回収の為にボタンやファスナーを切り離すって作業や、バザー自体の楽しさを考えると、これはこれで悪くないと思う。っていうか、お母さんや小母達は井戸端会議を堂々とするためにバザーをやっている気もする。

バザーが終わったあとは、売れ残りを各自が回収して処分するのだけど、お母さんたちのグループは順番で一人が皆の分を回収・処分することになっているらしい。ああ、だからか、今までのバザーで出した奴が戻ってこなかっったのって。でも、今回はお母さんの順番だったので、数箱の段ボールが家にやってきた。廃品回収の為の切り離し作業が大変そうだ。

○月×日
今日はお母さんに連れられて、プールに行った。泳ぐのでなく、水着の売り込みを知り合いに頼まれてサンプルを置きにに来たんだって。ついでに半年前からの売れ残りを回収するとか。サンプルはワンピースタイプ。背中を覆う奴じゃなくて背中が開いた奴だけと、私には違いがわからない。いずれにせよ、あれ鬱陶しいんだよね。

なんで男の子のようにパンツだけにしないのか、っていつも思うけど、お母さんが
「それは恥ずかしいことなの」
と主張するので、諦めて着ている。何が恥ずかしいのか分からないけど。今までは女の子だから、かもと思っていたけど、今日のプールを見て違う事に気がついた。だって、もの凄く早く泳いでいるお兄さんたちの中には上半身を覆う奴を着ている人もいて、逆に、遅い人に限ってパンツだけだから。

そんな中、ひときわ貧弱なお兄さんが泳いでいて、遅いなあと思ったら、上半身も貧弱だったので、そんな貧弱な上半身をさらけ出すのは可哀想だし、水泳着が間違っているから遅いんだろうと同情した。こんなお兄さんにこそ、お母さんも持って来たサンプルが必要だと思うけど。

そういえばさっき、事務室でお母さんたちがこんな会話をしていたなあ。
「やっぱりパレオ付きはうちでは売れませんよ。それに、パレオ付きは毎年流行が変わるから2年前のデザインなんて、7割引でも売れませんよ」
「そうよねえ。うちも上からそう言われているから、(もっと割り引いて)処分してしまって良いっていわれている」
とかいう会話をしていた。パレオって意味が分からないけど、上半身を覆う水着が捨てられる寸前らしい。それならお兄さんにあげた方がよほどマシだろう。そこで、ビニールパッケージのそれを1枚取り出しながら、お母さんに
「一枚貰っていい?」
と尋ねらたら
「まだ、(投げ売り)処分前だし、あなたには大きすぎるわよ」
と後ろ向きで言われた。「まだ」の意味がわからないけど、大きすぎると言ったまま構ってくれないって酷すぎる。だから
「じゃあ、持って行くね」
と声をかけて、事務室を出た。後ろで
「いいの?」「どうせ飽きて戻してくるわ」
と言っている。ビニールパッケージのことかな。

事務室を出ると、貧弱お兄さんが更衣室から出て来るところだった。そのまま帰るかな、と思っていたら、半開きの鞄を床において、プールを見ている。声を掛けようと思ったけど、熱心にプールを見ていたので、黙って鞄に放り込んでおいた。もちろん、ビニールパッケージから取り出しておいた。だって、パッケージのほうは事務室に戻した方が良いんでしょ?
あ、中になにか水着を入れておいた方がほうかな。 そう思って、湿ったパンツ水着も回収しておいた。

事務室に行ったら、お母さんたちはいなかったので、ビニールパッケージを元の所の直ぐ横においておいた。私って偉いでしょ?

○月△日
こないだのバザーの余り品を、そのまま廃品回収品として捨てる分と、次のバザーで売れるかもしれない分に分類する手伝いをした。無理やりバザーを手伝わされていたらしい小父ちゃんは「余りは全部捨てべきだ」って言ってたけど、捨てるための作業を考えると、次のバザーで誰かが引き取ってくれることに期待するお母さんの気持ちも分かるし、なにより新品や新品同様の服を見ると、モッタイナイって思ってしまうので、それらだけを分類するのは悪くないと思う。それに、いろんな年齢向けの色んな服が見られて、ちょっと楽しいし。それにしても新品の下着が、キャミばかりかショーツやブラまで結構あるのね。でも、どうしてほとんど女物なのだろうと不思議に思う。下着に至っては男物は一枚も無い。

お手伝いのご褒美に、お母さんに連れられて遊園地に行ったら、このまえの貧弱なお兄さんにそっくりなお姉さんを見かけた。双子なのかな。でも、なぜ女子トイレでなく多目的トイレに行くのだろう? 体が悪いようにも見えないし、女子トイレは空いているのに。

○月×日
風邪あがりで体育を見学していたら、ドッジボールが飛んで来た。体操服じゃなくて長めのスカートだったせいで、上手くよけられず転んでしまったけど、そこが泥水だったので、保健室で替えの服を貰って着替えた。保健室にはお漏らしした子用の下着や半ズボンが数枚置いてあり、それを借りた翌日か翌々日に洗って返す事になっている。もっとも、私みたいなのケースは珍しいそうだけど。

それにしても、どの短パンも下着も野暮ったい。なので、バザーの余りの新品から適当に見繕って持って行くことにした。

○月×日
保健室に行くと誰もいなかったので、着替えのおいてある棚を見つけ出して直接入れる事にした。棚のスペースが少ないので、中身を入れ替えた。古いのは、一番下の段の奥が開いていたので、そっちに移しておいた。

○月△日
隣のクラスに転校生らしき女の子が現れたけど、なんだか顔に記憶があるのよね? そんな幼なじみっていたっけ?
そういえば、男の子のお漏らしが急に減ったらしい。

○月×日
最近、近所の友達でスパイごっこがはやっている。最近のトレンドは潜入ミッション。潜入の証拠に場違いかつ誰にも迷惑にならない物、例えばお菓子のおまけや花の咲いた枝を、上級生の教室や職員室にこっそり置いて、あとからリアクションを噂で確認して楽しむっていうやつ。今日は何にしようかな。そういえば、バザーの余りの服や下着が沢山あったっけ。それを友達にいったら、一番マセた子が「そういうのって、男の人が見て喜ぶんだって」って言っていたので、行き先は中学校に決定。中学といっても、放課後は色んな人が出入りしているうえ、学校が気にしているのは大人の変質者なので、小学生が「親と姉を待っている妹です」「弟です」って顔で入ればどうにかなると思う。

とはいえ、教室まで入るのは難しいので、他の部室棟から離れて、かつ外から直接入れるプールにしかいけなかったけど。分かる位置じゃないと目立たないので、更衣棚の着替えが入っている所に入れることにする。始めは服の上に置くだけにするつもりだったけど、それではサプライズに足りないので、服の中に紛れ込ませることにした。どの服も乱雑に置いてあるので、ちょっと動かしたぐらいでは分からないだろうし。

と、電気なしで作業したので、棚の服を落としてしまった。うわ、ちょっと下着が上も下も泥で濡れてしまった。ごめんなさい。でもそこまで汚れてないと思うし(暗いからよく分からないけど)、どうせ水泳の後だから着れるよね。とりあえず、速く乾くようにと、汚れた下着は下の棚に分けて戻してあげる。駄目だったら、持ってきた下着を着たって誰も笑わないから。少なくとも小二ではそうだし。それでも一人じゃ可哀想なので、仲間を作るべく、もう一人分の下着も入れ替えておきた。幸い、ショーツもキャミも2セット持ってきているので。

○月△日
児童公園で遊んでいたら、風に乗ってボーイソプラノの会話が途切れ途切れ聞こえた。誰かいるのかな、と思って見回すけど、小学上学年くらいのお姉さん2人しかいない。なんだ違うのか。

でも、よく見ると、片方のお姉さんのスカートの位置がちょっとおかしい。気になって近くを通ったら、何となく違和感だらけだった。何がおかしいのかはっきりと答えられないけど、印象に残ったので、その後も彼女を見かけたら気付くようになった。そうなると、会話の内容も把握できるものになるけど、どうも水泳部だったみたい。だった、ってのは止めたらしいから。ふうん、じゃあ中学生なのかな?

気付くようになった理由はそれだけじゃない。だって、そのつど、次第に奇麗っていうか親しみ易い感じになっていくから。へえ、上学年になると、こんなに急に女っぽくなれるのか。私も楽しみ。

○月×日
スパイごっこに尾行ミッションが加わった。だって気になるじゃない。ミッションは軽く成功して、自宅まで判明したので、他のお姉さんたちも尾行するようになった。おしゃべりばかりしているので全然こっちに気付かない。気が大きくなって5人目ぐらいでお兄さんに挑戦したた、簡単に見つかって「それはストーカーっていうんだよ」とか「逆に誘拐されるかもしれないだろ」とか意味の分からない説教をされたので、急につまらなくなって止めた。

○月×日
お母さんの知り合いのお姉さんが手伝っているキャンプのイベントの準備にお母さんと一緒に手伝いに行った。中学生向けらしい。非常食や地図などと一緒に防水袋に入れて行く作業で、袋は水色と橙色の2種類がある。袋にはサプライズの参加賞としてTシャツも入れる。サプライズなのは、スポンサーの会社が別のイベントでの宣伝用として作ったTシャツの余りを流用して参加費に含まれていないからだそうだ。宣伝用のくせにデザインはシャレていて水と鳥の躍動感と花のワイルドさが格好いい。その代わりワンサイズしかないけど、大は小を兼ねる+成長期ということで大丈夫だって、お姉さんは言っていた。ただ、男女の違いだけはあって、女物は細く長く、ワンピース風の立体カット、男物は太い寸胴型の平面カットだそうだ。折り畳んだ状態では区別がつかないので、その区別のために、袋を色分けしているんだけど、その説明をきちんと聞いていなかったので、始めの10袋ぐらいはランダムに入れてしまった。

○月△日
最近は、往復2キロぐらいのところにある神社で、スパイごっこすることが多い。そこの森は夏は涼しくてで木の上に潜伏するのに最適だから。

潜伏に自信がついたので少し開けた場所に変えたところ、キャンプ参加賞のTシャツを着ている人を見かけた。女物のほうのTシャツなのだけど、私のお手伝いは畳んだ状態のものを袋に入れるだけだったので、着ている姿を見たのは初めてだった。太腿の半分を隠すぐらいに長くて、真ん中のくびれで裾が広がっていて、Tシャツというよりはワンピースに近く、会社の名前は入っていなければ私も欲しいくらいだった。でも、気になるは髪の毛で、男の子のように短い。男? 女?

気になったので、臨時の尾行ミッションを開始した。少し追いかけると、相手が建物の陰に隠れてごそごそしている。あれ、いつの間にかズボンを履いて、Tシャツはその中に入れていた。家は以外と近くて、歩いて行ける範囲だった。

翌日、友達に話したら、一番マセた子が「それって女物の服を買いたくても買えない可哀想な人よ」って言っていた。

○月×日
バサーの余りの段ボールは目に止まった時、これを贈れば、あのお姉?兄?さんも幸せになれるかもって思いついた。だから、早速サイズの合いそうな服と下着を選り分けて袋に詰め直す。翌日、念のためにアイデアを友達に話したら「本人じゃなく家族の目に留まって捨てられるかもしれないから、手紙を添えた方が良いと思う」と言っていたので、彼女の文面は任せた。その更に翌日に友達と一緒に、件のアパートの玄関においておいた。

○月△日
数日後、件の家から贈った服を着た人が出てきたけど、あれ、全然違う人だ。でも、よくよく見ると着方が不自然で、髪もウイッグぽく、結局、謎が増えただけだった。

○月△日
件の長Tシャツの人が別の建物から出てきた。あ、西通りと北通りと勘違いしていた。長Tシャツの人は今日はスボンを履いていない。下は隠れているけどキュロットみたい。目をこらすと胸が少しだけ膨れている。なんだ、ふつうに男っぽいお姉さんか、と思ったけど、胸の膨らみがちょっと変で、やっぱり謎だ。

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裏設定(昨今の男の娘ブームでは必要ないので本文には入れませんでしたが): お転婆娘は呪術師の家系で、差出人不明で贈り物をした場合に限り、それを貰った人間が何となく使いたくなるという呪いがかかります。ただし効果は第二次性徴が始まる前か初恋を迎えるまでの、無邪気な贈り物に限る(幼女の贈り物は無下にできない)ので表に現れません。

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